アウトドアのヒント:ペグについて

アウトドアの道具の中で、ペグはかなり重要です。小物だし、ファミリー向けのテントやタープを購入すると、ペグも一緒についてくるし、初心者の頃はあまり気にしないですよね。
しかし、何回かキャンプを経験すると、ペグほど重要な小物はない・・・と分かります。

強風の中でテントやタープが吹っ飛ばないように仕事をしているのは、ペグとロープだったりします。後は道具ではないけれど、”地面”ですよねぇ。

きれいな草地でしょう。愛知県のある河川の河原の一角です。どこかはちょっと内緒ですが(笑)この日は平日だったので、利用者は少なくて、いずれもしっかりしたアウトドアマンやファミリーだった。周りがすっきりしてますね。

この数年、単身赴任で関東に行きっぱなしだったので、キャンプをしてなかった。そしたら、わたしの大好きだったキャンプ場や河原のフィールドの多くが閉鎖になっちゃいました。
ホントに残念です。

コロナの感染拡大がよくなかったということと、ゴミを放置していく心無い利用者が多かったのでしょう。ゴミについては、みんなで気をつけないといけない。マナーですね。

ここのフィールドは柔らかい地面ですので、ペグは何でもOKです。
柔らかい地面だと、コールマンのテントやタープについてくるようなプラスチックペグが結構効果的です。しかし、わたしは、たいていの場合、ソリッドステークエリッゼステークを使います。

赤いのがエリッゼステークで断面形状は楕円です。黒いのはソリッドステークで断面形状は丸です。どちらも30cm前後で、鉄の鍛造。強力です。ガンガン打っても曲がらない。アルミだと曲がったり、プラスチックは折れますね。アルミもV字形状のものなど、折れることもあります。

ソリッドステークやエリッゼステークは長さが何種類かあります。20cmの短めのものもあって、鍛造の鉄で打ち込み時に強力なのは良いのですが、強風でタープが煽られると、抜ける場合があります。なまじ強力な鉄なので、抜けて飛ぶと非常に危ない。

したがって、短いものは、小型のテントやタープで、あまり強風でない時に使うようにしています。バイクツーリングキャンプの時などは、まずは軽くて丈夫なジュラルミン、アルミ製のペグを優先し、何本かは念の為にソリッドステーク(20cm)を持っていく・・・感じでしょうか。

ここまで前置き・能書きを垂れてきましたが、要するに日本のキャンプ場で初めていくキャンプ場だと地面の状態が何だか分からないので、私の言いたいのは・・・

  • ソリッドステーク
  • エリッゼステーク
  • もしくは、それに準ずる強力なペグ

が、絶対に必要だということです。ただし、車で行く場合ですけれど

重いの・・・鍛造のペグって。半端なく重いので、「車で行くキャンプの時は絶対に持っていく」のだと覚えて下さい。

という事で、ソリッドステークを打ち込めるハンマーが必須です。鉄のハンマー買って下さい。スノーピークの専用ハンマーはもちろん良いのですが、ホームセンターでプロが使う鉄のハンマーを買ってくれば、いくらかはお安いかと。わたしはそういうのです。(上の画像を参照してください)

それから、ペグとハンマーをまとめて入れておく”道具用のバッグ”もあると良いです。

ちなみに「ソリッドステークの打ち方、抜き方」の動画を載せておきます。そんなに大したものじゃありませんが、抜く時にコツがあって(誰でもすぐ分かりますが)、硬い地面に打ち込まれたソリッドステークは動画にあるように「回して」抜きます。抜く時は、怪我のないように皆さんご注意を。

エリッゼステークも同様ですが、断面形状が楕円なので、ソリッドステークよりも回しにくいです。つまり、抜けにくい。こちらもご注意を。

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