知っているようで、知らない人もいますよね・・・。
世の中、何でも省略して言うようになった・・・実は大昔からそういう「面白い」言い方とか「変わった」言葉とかはあったそうですが・・・昔から若い人、特に若い女性が流行らせることが多かったようですね。今と同じですね。「ギャル語」とか言うのでしょ?(笑)
コピペは「コピー&ペースト」の略語です。
パソコンやスマホの世界では常識語になりました。何かを複製したいとする。複製、つまりコピーです。それなら”コピー”で良さそうなものですが、パソコンでは2つの動作(操作)をしないといけない。
コピーしたいものをどこに作るか・・・までを考えた結果の操作です。それと、コピー(後で「移動のためのカット」が出てきますが)する時の仕組みにポイントがあります。
コピーしたいものは文字でも、文章でも、画像でも、ファイルでも、フォルダでも大体のところは、何でもOKです。パソコン自体をコピーしたい?・・・う、それはできません(笑)
「コピーは複製だから、同じ場所にもう一つできれば良い」・・・という考え方もあって、実際、そういう操作を「複製」とするアプリもあります。
ですが「コピー&ペースト(コピペ)」するというのが、今の一般的な常識になっています。
コピーは「複製」で、ペーストは「貼り付け」です。複製して、どこかに貼り付ける・・・という意味です。
それでは、その仕組みからお話します。
何かをコピーして使いたい場合、対象となるもの(文字とか文章とかファイルとか)を選びます。「選択」です。多分、もう皆さんやってますので、今更の説明なのですが、マウスやキーボードの操作で「選択」します。
選択したものを「コピー」する操作をします。具体的にはマウスの右ボタンをクリックして、ポップアップメニューを表示し、その中の「コピー」を選びます。または、キーボードで「Ctrl」キーを押しながら、Cのキーを押します。
Ctrl+C(”コントロール・シー ”と言います)
「コピー」するには
・マウスの右ボタンをクリックして「コピー」を選ぶ。
・キーボードのCtrlキーと”C”を同時に押す。
Ctrl+C は、すごくよく使うので、覚えてくださいね。
そうすると選択したものがクリップボードに複製されます。クリップボードというのは、パソコンのメモリ(1次記憶)のある領域のことです。OSが管理していて、そこに一時的に複製したものを保存します。
その後(あなたが)複製したものを使いたい場所を決めて「ペースト(貼り付け)」すると、クリップボードの中身がそこに出現します。
「ペースト(貼り付け)」するには、マウスの右ボタンをクリックして、ポップアップメニューを表示し、その中の「貼り付け」を選びます。または、キーボードで、「Ctrl」キーを押しながら、Vのキーを押します。
Ctrl+V(”コントロール・ブイ”と言います)
「ペースト」するには
・マウスの右ボタンをクリックして「貼り付け」を選ぶ。
・キーボードのCtrlキーと”V”を同時に押す。
コピーしたものが、一度、クリップボードに入る・・・と覚えて下さい。
また次に別のものを「コピー」してクリップボードに保存するまでは、さっきコピーしたものが、ペーストした後もクリップボードに残っているということに注目して下さい。
クリップボードは別の何かが保存されるまでは、前に入れたものが残っていますので、ペーストは何回もできます。つまり、一つのものをコピーして、2つ以上の複製を作れます。ペーストを何回でもすればいい。
この仕組みを覚えて下さい。クリップボードは便利です。大概のものは入れておけます。
何は入らないの?と聞かれたら・・・入らないものは入れようとしても入らないので、結果として入らなかったものが入らない・・・う〜ん、屁理屈のような、禅問答のような(笑)
さて「移動」についてもやってしまいましょう。「コピー」は複製を作ることでしたが、「移動」は複製した後の元のものを切り取って無くしてしまえばいい事が分かりますね。「切り取り(カット)」です。
したがって「移動」するには、「カット&ペースト」です。コピーの時とほとんど同じですが、マウスの右ボタンをクリックして、ポップアップメニューが出たら、「切り取り」を選びます。または、キーボードで、「Ctrl」キーを押しながら、Xのキーを押します。
Ctrl+X(”コントロール・エックス”と言います)
「カット」するには
・マウスの右ボタンをクリックして「切り取り」を選ぶ。
・キーボードのCtrlキーと”X”を同時に押す。
後はペーストをすればいい。元のところからは切り取られて新たな場所に貼り付けますので、「移動」しました。
いいでしょうか?コピペの仕組み、お分かり頂けましたか?
ちなみに、コピー&ペーストはコピペと言いますが、カット&ペーストをカトペって・・・言いませんね(苦笑)どうしてでしょうね・・・不思議?
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