プログラミングって、実際、何をするの?
プログラムを作る(プログラミング)というのは、実際のところ、何をするのか?
コンピュータは機械(ハードウェアと言います)の上でプログラムが動いて何かの処理をします。プログラムはソフトウェアで、コンピュータの処理を実行するものです。
プログラムを簡単に説明すると、コンピュータに処理すべきことを指示するもの、指示書のようなものと言われます。
料理に例えると、レシピでしょうか。何をどういう手順で処理すれば、最終的に目的を達成する(料理ができる)のかをコンピュータに伝えます。
コンピュータの処理では、基本的には「入力」と「出力」があって、
という関係があります。したがって、プログラムでは
1. 入力が何か
2. 出力が何か
3. 出力を得るために、入力をどう処理するか
を決めます。念のために言えば、時々「入力がない(操作自体を入力と思えば必ず入力もあるのですが)」プログラムもあります。
プログラムはコンピュータへの指示ですから、コンピュータが分かる(判断できる)ように書かなければいけません。
普通は何かのプログラム言語を使って、この内容を記述します。英語しか理解できない人に何かを伝える時には英語で書くのと同じです。
プログラムを作る人(プログラマ)は、そのプログラム言語を学んで、それにしたがってプログラムを書きます。
最近はプログラムを直接書くのではなくて、何らかの道具(ツール)を使って簡便化することがあります。
小学生にプログラミングを学ばせるという文科省が考えている指導方法では、Scratch(スクラッチ)というツールを使っています。これはGUI(Graphical User Interface)でマウスを多用するツールになっていて、ビジュアルな環境でプログラミングするようになっています。プログラムの記述を直接はしません。
プログラミングを学ぶキッカケとしてはよく出来ています。参考サイトを載せておきます。
Scratch
https://scratch.mit.edu/
スクラッチ(SCRATCH)とは? 使い方やメリット、実施事例などを紹介
https://egg-school.jp/column/scratch-column/
小学生でもプログラムを書けるように取っつきやすくなっている・・・ということで、良くできていますが、実用的で本格的なプログラムを作るには、やはりプログラム言語で記述をする必要があります。
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