とってもヤバイコマンドです。
ということを、まず言っておかなければいけない・・・らしい(苦笑)
Linuxでコマンドを打って処理をしようとする時、GUIメインで使っていて、たまにターミナルで作業しなくちゃいけない時ですね。例えば・・・
ソフト(アプリ)のインストールとか、設定とかでしょう。
その方法をネットで探すとするじゃないですか。で、書いてある・・・こんな風に
apt install ソフト名(アプリ名)
それでターミナル開いてその通りに入力し実行します。
すると警告メッセージが出てインストール出来ないことがあります。メッセージは可能な限り読んだら良いのですが英語だったりしますし、トンデモなく長かったり、意味不明の場合もあるかも(?)しれない(苦笑)
で、一般ユーザーがネット情報に従ってやってみてこういう状況になるのは、大概の場合、実行権限がないからです。
それでそんな時は、スーパーユーザー(root)権限で実行です。それが、sudo コマンド
Super User DO の意味・・・だと思います。読み方は「スゥードゥー」ね。
sudo (実行したいコマンド入力)
で、ほぼ大丈夫です。rootのパスワードを聞かれるかもしれない。その時はパスワードを入れて下さい。例によってオプションが(たくさん)あります。
主なオプションは
-A パスワード入力用のコマンドを使用する
(コマンドは、/etc/sudo.conf か環境変数 SUDO ASKPASSで設定できる)
-n パスワードを要求するプロンプトを表示しない。
もしパスワード入力が必要なコマンドを実行する場合はエラーになる。
私は使わない(笑)
-p パスワード入力の時のプロンプトを指定する(デフォルトは : になっている)
-S パスワードを標準入力から読み込む(パスワードの末尾に改行をつけておく)
-u コマンドを実行するときのユーザーを-u に続けて「ユーザー名」で指定する
-g コマンドを実行するときのグループを-g に続けて「グループ名」で指定する
-P sudo 実行のユーザーが所属するグループのままコマンドを実行する
他にも色々ありますが、私は使ったことがない。上のオプションもほぼ使っていませんね。
コマンドの頭に sudo を付けて実行する・・・と覚えておけばよいと思います。
Linuxのスーパーユーザーはシステムに対して何でも直ぐにできてしまう・・・だから、このコマンドは結構ヤバイ・・・と使う時には思っていてください。特定のコマンド(ソフトのインストールくらい?)にしておくと良いです。
特に注意が要るのは、ファイルやフォルダを消去する場合です。気をつけてくださいね。
コメント