経済をどう考える(4):光あるところに影がある・・・全く・・・鋭い真実ですね

光あるところに影がある。まこと栄光の陰に数知れぬ忍者の姿があった・・・
命をかけて歴史を作った陰の男たち
だが、人よ名を問うなかれ
闇に生まれ、闇に消える
それが忍者の運命(さだめ)なのだ。
サスケ!
お前を斬る!

って始まる、白土三平原作の時代劇アニメ「サスケ」は大好きでした。

光あるところに影(陰)がある。

そういうことなのだね・・・と子供心に思ったものです。

さて、時代は過ぎて、大人になったら・・・これが出てきました。

魔界より現れし魔獣ホラー、その陰我を斬り、ホラーを狩る魔戒騎士。
その最高位にある黄金騎士・牙狼〈GARO〉
また、魔導力による法術で魔戒騎士に協力する魔戒法師たち

魔戒騎士や魔戒法師は人を守りし者で、人を喰らうホラーを倒すわけですが、時としてその力を過信し、また逃れ切れぬ葛藤や欲望により魔界に堕ちる「闇の魔戒騎士・闇の魔戒法師」が現れます。
いや〜、結構病み付きになってて、新たなシリーズが出ると興味津々なのです。
(最近ちょっとお休み中なのか「牙狼〈GARO〉-月虹ノ旅人げっこうのたびびと」の後は出てきませんね?)公式サイトはここです。
https://garo-project.jp/index.html

魔戒騎士は何かのきっかけで、闇に堕ちることがある・・・らしい。
現実世界でも、何かのきっかけで闇に堕ちやすい状況やきっかけというのはあって、
それは多額のお金が絡む場合です。

さて、世界が大きくなっていくと・・・

これは地球の大きさそのものはもちろん変わらないのですが、人間社会の活動というのは時代と共に大きくなっていて、規模が大きくなると人間社会の活動そのものと言っていい「実体経済」も大きくなっていきます

・・・ということなのですが「それってどのくらいの大きさなのだろう」・・・と思って調べてみました。調べると言っても、今どきはちょっとググれば出てくるのです。

ググったら、いきなり本命に切り込んだ情報が出てきて・・実体経済だけでなく、金融経済の規模も出てきました(笑)

あるところからの引用ですが・・

地球上に生活する72億人の実体経済の総合計が一日あたり20兆円であるところ、金融経済のそれは1000兆円という、とんでもなく巨大な規模である。すなわち、実体経済の50倍ものお金が、金融経済では動かされているのである。

なんだそうです。これは内容的にちょっと前の記事ですね。2021年時点では世界人口は79億人くらいですから。

実は金融経済と実体経済は、40年ほど前(1970年頃?)まではそれほど大きな差はなかったらしいです。ところが、2015年には10倍以上差がついた。それをベースに先程の引用を見ると、金融経済は実体経済の50倍ですから、

金融経済の規模は急激に拡大している

と言えます。

一応ここで、留意すべきこととして言っておきますと、”拡大”していますが・・・”縮小”することも・・・あるかもしれませんね。

大体は拡大しているのです。事実として。
だが、縮小することだってあるよ・・・と考えておくのは大事です。

イメージしておくといいのは、

実体経済は割と固い(堅い)モノでできていて、少しずつ大きくなっていく。小さくなることもあるかもしれない。
金融経済はそれよりずっと柔らかい(ゴムみたい?フウセン?みたいな)モノであって、急激に大きくもなるし、急激にしぼむこともある。

これはイメージです。でも、これは重要なイメージだと思っています。

以前の記事で、何事もいろんな見方があります・・・と前に言いました。色々な見方ができることが大事で、真実の理解に達しやすい。

もし、お金をたくさん儲けたかったら・・・どうでしょう?
色々やっても大きくお金が増えないものより、急激に増えるものを扱った方がたくさん儲かりそうでしょ。

同じように「一所懸命に何かやる」としたら、大きなリターン(儲け)がある方が良い・・・というのは考え方として間違いじゃありませんね。

実体経済の中で頑張るより・・・金融経済の中で頑張れば、でっかく儲かるじゃないの〜と思う人は多いでしょう。
ちゃんと理解していないかもしれないけれど、なんとなくそれを感じ取る・・・って人も多いかもしれない。

世の中でもニュースで話題になる人たちに、多くそういう人がいるように思います。Sバンクの誰それさんとか、◯◯エモンさんとか。ちなみに個人的にはどちらの方もあまり好きじゃありませんが(笑)(好き好きの問題です)

さて、今日の話は金融経済の中身を話す前の前振りです。前振りは、中々、大事なのだと、そう思っての予告編です。

金融経済は「闇に」堕ちやすい状況、場面が結構あるのです。
ただ、光とともに闇も必要だってところが・・・深いですね。
次の記事では、金融経済の基本として銀行と株(株式会社)を紹介しようかと思っています。

(続きます)

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