それって何よ・・・と思いますよね。
リナックスはOS(オーエス)の一種です。
1970年頃、大型計算機は自由勝手には使うことができないから、もっと小型で個人個人が活用できるコンピュータが欲しいという人たち(コンピュータの研究者、学者たち)がいました。
彼らが新しいOSを作りました。小型のコンピュータ向けOSでユニックス(UNIX)と言います。
ユニックスは個人で使いやすいシステムになっていて、コンピュータ同士を通信でつないで使う方式が基本となっていました。たくさんのコンピュータをつなぐのです。そういう小型のコンピュータをワークステーション(WS)と言います。
ワークステーションは大きく2種類に分かれていました。自然と、段々そうなった、ということもできます。一つはサーバー(Server)といって、何かの役割や機能を他のコンピュータのために用意し提供します。もう一つはクライアント(Client)といって、サーバーに対して要求を出すコンピュータです。サーバーを使うコンピュータと言ってもいいかもしれません。
どちらも本質的に同じユニックスのコンピュータです。ただ、それぞれ使われ方が違うのです。
要は役割分担です。
それで、このクライアントの方が個人使いのコンピュータだと言えます。
リナックスはこのユニックスを元に作られたパソコン用OSです。
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